No.98

 産業廃棄物処理費用                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

98-1.廃棄部品処理費用の取り扱いの経緯

 

◆損保では、過去にスクラップ代を見積書にマイナス計上した経緯があります。

・その根拠は、修理代を支払ったのだから、修理に際して発生したスクラップはお客様の所有です。(P.769)

・そのスクラップを売ると、販売益が出るが、これはお客様のものです。保険の場合には保険料を支払った保険会社のものです。したがって、スクラップ代を減額したわけです。

・1980年後半以降、鉄くずと樹脂バンパ等を同時にスクラップ処理してもスクラップ業者にスクラップ処理料を支払う時代になりました。

 

◇同じ論理で、樹脂バンパを含めたスクラップ処理代がマイナスからプラス

に転換しただけと考えられます。従来マイナスでスクラップ代を計上していたのをプラスで計上すれぱ、論理的に問題はないと思われます。

◆この場合産業廃棄物処理料単独でなく『産業廃棄物処理料(スクラップ代)』

と表示した方が整合性があります。

 

◇指数対応単価について、損保業界と修理業界が毎年、交渉の場を設けていた当時、バンパの樹脂化に伴う費用の負担について、両者間で活発な論議が交わされました。

・対抗単価使用データに反映されていなかったことから1991年度の対応単価で+10円加算し経緯があります。

・その後、単価使用データが(日整連の給与指針の損益計算書)に反映されたことから、+10円の加算は廃止されました。

 

◆さらに、1996年以降、公正取引委員会の指導で、両業界が指数対応単価について交渉の場を持つのは、談合に当るとして中止になり、現在に至っています。

 

◇2004年からの自動車リサイクル法の施行にともない、メーカー責任で廃棄部品を回収することになり、部品共販などメーカー系列ルートでの仕入れの場合、逆のルートで回収。リサイクル処理をスタートしているが、中古部品使用に伴う廃棄バンパなどが、中途半端に残って、処理に困っているのが実情です。

 

◆PPバンパの回収〜サーマルリサイクルのシステムを開始している地区もあるがまだ一般化していません。(P.048

 

 

 

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