No.89

 ホイールアライメント測定                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

89-7-4.4輪アライメントを請求する条件(D社の場合)

 

◆骨格を正しい位置に戻す骨格の整列と、4輪の整列は別個のものだから、今日の自動車の構造にあっては、骨格修理にともなう4輪アライメントの測定は不可欠です。

◇たとえ骨格が正しい位置に戻っていても、それだけで4輪の整列が確保出来たとは言えません。たとえば寸法どおり骨格を修復して、新品部品を正規に取付けた場合でも4輪アライメント測定すると不可の事例があります。

◆ただし、骨格修正寸法にも、4輪アライメント測定にも許容範囲があるので、どの範囲まで出すかはお客様のニーズと相談しなければなりません。

◇修理後のロードテストでも、(4輪アライメントの狂いを)自覚出来ないお客様がほとんどだが、車にうるさいお客様の中には、修理業者以上に体感出来る人がいることも確かです。

◆当社の場合でいえば、4輪アライメント測定・調整後にお客様と同乗してロードテストした時、お客様からの『ノー』の事例がほとんどなくなったので、テスターを使用する意味はあります。

 

◇車体整備作業における4輪アライメントの位置付けとしては、完成検査装置としてではなく、骨格を正常値に復元した後、サスペンション関係を装着する測定ジグとして使用し、請求すればお客様(保険会社を含む)に納得してもらえると思います。

 

89-7-5.4輪アライメントを請求する条件(E社の場合)

 

◆ジグ方式の修正機で修理している工場なら、10時方向の軽微な衝突事例なのに、リヤサスペンションの取付け部が移動し、ジクが浮き上がってしまっている事例を体験しているはずです。

◇このように、前からの衝撃でも簡単にリヤのサスペンションにも影響が出るようになったのは

*側面衝突安全基準の強化により、サイドステップの位置が高くなった車が多い

*.車高が高くなっている車が多く、曲げモーメントが強く起こる

*ワイドタイヤを装着している車が多く同じく曲げモーメントが大きく出ます。前からの衝撃がサイドやフロアを経由してリヤに逃げて拡散する設計が多く、リヤサスペンションへも影響が及びます。

◆このような理由から4輪アライメント測定するのは当たり前の時代でと考えます。

 

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