No.22

 骨格部位の計測診断 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

計測作業の2つの目的

 

1.ボデー骨格部位に移動変形が生じているかどうかを判定するための計測。

2.ボデー骨格部位に移動変形が生じているのは明らかだが、その程度を計測し、修理計画を立てるための計測

 

 

22-2.不正請求が骨格部位の修正料金を下げている

 

◆まず、前者の移動変形の有無の確認計測について考えてみます。

 

◇一部のフロントマンの中に次のような不正請求を行い、結果的には工場にも、損保およびユーザーにも、そして近隣の同業者にも迷惑をかけている事例があります。

 

◆どういうことかというと、骨格部位に損傷が波及しているかどうか微妙な事故例の場合に、たとえば、「フードレッジ修正 4,000円」 と見積書に表示します。そして、作業現場には「フードレッジはいっていないから、修理しなくていい。自分のフロントマンとしての手腕で、手がけなくてもいい部位の修理工賃として4,000円書いて、認めさせた。俺は鉛筆一本でしかも1秒足らずで 4,000円も稼ぐんだ」と自慢しています。

 

◇でも、世の中そんなに甘くはありません。書くことを商売にしている筆者はもとより、流行作家だって、そんなに高い原稿料はいただいていません。

 

◆支払い側の損保はなおさら甘くはありません。請求側の心は「いっていない部位で実際に手をかけないのだから高い金額だと気がとがめるので 4,000円程度を計上しておく」というのに対し、支払側の心は「いっている(移動変形がある)作業について4,000円という格安の料金で出血サービスしてくれた」ものとして支払っているのです。

 

◇骨格の修正として、修正機にセッテングして、計測作業をともないながら、正しい寸法位置に戻す作業時間として4,000円という格安料金だとして支払っているのです。

 

 

 

 

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事故車修理見積り事典133

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