No.06

 ヘッドランプ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q ヘッドランプに直撃を受けた形跡があるが、見積

          り時点ではヘッドランプは点灯する。

           この場合、見積書にはどう表記したらよいか?

 

A 修理工場の立場は、修理完成後においても、「事故をこうむる以前にはあったと推定される期間の機能の維持」を保証しなければなりません。したがって、質問のような事例『たとえばヘッドランプに相手側の塗料が付着している等、明らかに直撃を受けた痕跡がある場合』には、たとえ現時点で点灯しても、見積書には「ヘッドランプ 取替」または「ヘッドランプレンズ取替」と表示します。

◆その理由はフロントマンは修理工場の責任を考慮した損傷診断を行う必要があるからです。

◇この見積書を提示したところ、アジャスター又はユーザーに「現在ヘッドランプは使用可能の状態だから、再使用して下さい。」と指示があった場合は見積書から「ヘッドランプ取替」を削除します。

 

◆ただしこの場合、削除した状態を(診断は取替とした証拠として)残す必要があります。

 

◇このように見積書の変更記録は残す必要があるので、車体整備の見積用紙のタイトルは「見積(請求)書」と見積書と請求(明細)書を兼ねているのです。

P.768

 

◆アジャスターの本当の役割は、修理料金を削ることではなく、請求側と支

払側で見積判断に相違が出た場合に、どちらかに判定することです。料金を

削るのではなく、損傷診断責任を明確にすることです。

 

 

 

 

 top

事故車修理見積り事典072

 index

Copyright(c) 2003 MITUMORIJITEN. All rights reserved.  atec@inv.co.jp